横浜市立みなと赤十字病院は、横浜駅からバスで30分ほどの場所にある総合病院です。
名前のとおり横浜港から近い場所にあり、病室の位置によっては病室の窓から港を見ることも可能という
非常にロケーションの良い病院。
みなと赤十字病院の診療科は、各種の内科や循環器科、外科、皮膚といった主要な診療科が
ひととおりそろい、病床数は630ほどという比較的規模の大きな病院なのです。
そのため、地域の小児の休日医療推進にも貢献しており、少しでも多くの横浜市民が、
より安心して医療を受けることができる環境作利を考えてきました。
また、みなと赤十字病院では、
現在みなと赤十字病院を受診してはいない人にも門戸を開いているのです。
つまりそれは、セカンドオピニオンということ。
セカンドオピニオンというのは、治療方針について意見が分かれるような、
判断の難しい病気について、いつも診察を受けている医師以外の医師の意見を聞いて、
どちらが良いかを患者さん自身が判断するというシステム。
そのため、セカンドオピニオをうけることのできる診療分野というのは決められており、
さらにだれでも受けられるというわけではありません。
基本的に、セカンドオピニオを受ける事ができるのは、その病気の患者さん本人。
もしも何らかの事情で本人による受診が難しい場合には、本人による同意書をそえたうえで、
2親等以内の親族が受診しなくてはならないことになっています。
また、現在治療をうけている病院の主治医に無断で
セカンドオピニオンを受けるということもできないのです。
セカンドオピニオンを受けるには、現在の主治医の紹介状に加えて、
検査結果やレントゲンのフィルムといったものも用意しなくてはならないため、
現在の主治医の理解と協力が欠かせないのです。
この他にみなと赤十字病院の特徴としては、食事メニューの充実が挙げられます。
病院の食事というと、必要以上に時間が早く、冷めてしまっているというイメージが強いものですが、
みなと赤十字病院では食事の温度を保つための「温冷配膳車」を使い、
温かい料理をすぐに出せるようにしているのだそうです。
また、2種類のメニューから好きなものを選べるシステムや、季節ごとの行事食など、
入院という非日常の生活のなかでも、少しでも毎日の生活に張りが出るようにと配慮されているのです。
そのような多くの患者さんに対する細かい心配りが、みなと赤十字病院の魅力なのかもしれませんね。